すだちくんと世界一周中!FJ(@FJ_fromAWA)です!
2020年03月23日20時30分、コロナウイルス感染拡大防止の為にイギリスのロックダウンが発令されました。
ロックダウンは厳重封鎖を意味します。分かりやすくいうと外出禁止令です。
イギリスロックダウン詳細内容
以下、イギリスの大手新聞社The telegraghのwebサイト転載。
英語原文
Starting from 8.30pm on Monday March 23, Britons will now only be able to leave their homes for four reasons.
- Shop for essentials, as infrequently as possible
- Exercise outdoors once per day, alone or with household members
- Receive medical treatment or provide care
- Travel to and from work, if it’s impossible to work from home
All gatherings of more than two people will banned except for members of your own family or household.
Police will have the power to issue on-the-spot fines of £30 to people meeting without good reason.
Pubs, restaurants, cinemas and cafes have already been closed down in an attempt to prevent people mixing with others and making non-essential journeys.
London is the area of the UK worst hit by the coronavirus epidemic. There are now as many cases recorded in Westminster as the whole of Northern Ireland.
日本語訳
”イギリスでは3月23日20時30分より、以下の4つの理由でのみ外出することができる。
- 必要最低限の買い物(可能な限り頻度は少なく)
- 1日に1回の運動の為の外出(一人、もしくは同居者と)
- 医療処置を受ける、または介護目的
- 在宅勤務が不可能な場合の通勤
全ての3人以上の集まりは禁止(家族、同居人はOK)。
警察は正当な理由なく人と会っているのを見つけた場合、取り締まる権利を与えられる(30£の罰金)。4,000円ほど。
パブ、レストラン、映画館やカフェ等は不必要な人同士の接触を避けるためにすでに閉められている。
ロンドンはイギリスの中で最もひどくコロナウイルスが流行している地域であり、ロンドンの中心部だけで北アイルランド国全域の感染者数と同数程度の感染者が確認されている。”
日本とイギリス感染者数比較
2020年3月25日現在、発表されている感染者数は以下
感染者数 | 死者数 | |
日本 | 1,307 | 45 |
イギリス | 9,529 | 465 |
イギリスを含むヨーロッパはイタリアが激増してから瞬く間に広がりました。
コロナウイルスがヨーロッパに広がる前はアジア人差別がよくありました。
僕も少しですが、実際に街中で嫌な顔をして避けられたり、軽く暴言を吐かれた程度の経験はあります。
でもヨーロッパで広がってからは人種関係なく人同士の接触を避ける様になり、ネガティブなオーラが町中に漂っています。
ロックダウンの中、ロンドンで暮らしている現状
コロナウイルスが広がる中、イギリスのロンドンでロックダウンされながら暮らしている現状をお伝えします。
仕事
3月23日にロックダウンが発表される前から、ロンドンの各会社で在宅勤務の動きが広まっていました。
僕も実際に3月17日から在宅勤務となっています。
僕の場合、在宅勤務の決め手となったのは通勤で使っている電車の路線の運転手がコロナウイルスに感染した為です。
そのニュースが流れたのが13日。
3月14,15日の週末にはその路線は完全停止し、車両の徹底除菌が行われたそうです。
在宅勤務は通勤時間がなくなるし、効率よく仕事ができる部分があり、個人的には気に入っています。
ただし、長く続くとどうしても人と会話する機会が激減するし、室内にこもりっきりになるのでストレスが溜まります。
食事・買い物
スーパーの棚が空っぽになっています。肉、野菜、パスタや米等は常に売り切れの状態です。
トイレットペーパーはどこにも見当たりません。
今の所、チェーン店のスーパーではなく、小さな商店に入ると食料は買えます。
小さな商店でもトイレットペーパーはありません。
飲食店は閉店、マクドナルドやスタバも軒並み閉店しています。
稀にテイクアウトのみのお店はあります。
治安
今、一番心配しているのが治安の悪化です。
人の雰囲気が変わってきているのを感じます。
僕の周りの友人や知人も、実際にコロナの影響で仕事をクビになったり、生活に苦しんでいる人がいます。
母国に帰ったり、家族や頼れる人がいればいいですが、全員がそうとは限りません。
強盗や強奪のニュースもちらほら聞く様になってきています。
- 暗くなったら絶対に出歩かない
- 油断している素ぶり、スキを見せない
- 人通りが少ない所は避ける
普段ならば海外でもこれくらい当たり前に気をつけていれば、中々嫌な目には遭いません。
ただし、これからどれだけ気を付けていても避けられない状況になる可能性も否定できません。
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コロナウイルス、イギリスロックダウン まとめ
上の画像は世界のコロナウイルスの感染者数を日毎に更新しているサイトです(Worldometer)。
各国のコロナウイルス感染者数を見ていると分かりますが、感染が広がり始めると脅威のスピードで感染者が増加します。
日本のニュースを見たり、日本にいる友達と電話で話していると、コロナウイルスに対する意識や現状に驚くほど差を感じます。
世界的に見ると、イギリスのロックダウンはかなり遅かったし、まだ甘いと感じます。
そのイギリスと比較しても日本は話にならない程、のんびりしている様に感じます。
ヨーロッパ各国と比較すると日本は感染者数が少ないのは確かですが、感染者数が日本より少ない国でも国境閉鎖したり、ロックダウンは世界中で当たり前に行われています。
ネガティブなニュース、こもりっきりのストレス、そして一番辛いのはいつまで続くか分からないという恐怖です。
海外にいる方は、情報収集をしっかりして、治安悪化の恐れがあることを常に念頭においてください。
場合によっては、日本に帰るのもいいでしょう。
僕自身も状況の変化に応じて帰ることも考えています。
ただし、日本が安全だという保証がないのは分かっておいてください。
早く乗り越えること、日本でも感染拡大しないことを本当に祈ります。
がんばれ~❗️❗️
最近、ブログが更新されん…て、心配してくれた人、3人いました。良かった。良かった❗️
気をつけて‼️コロナに負けるな☺️
ゆりぽんさん
ありがとうございます!
忙しさを言い訳にし、中々更新できずにいました・・。
イギリスだけでなく世界中大変ですが、みんなで乗り越えましょう!(^^)