すだちくんと世界一周中!FJ(@FJ_fromAWA)です!
カザフスタンがどんな国なのか知らない人も多いと思います。今回はカザフスタンでの移動方法、治安、物価、国民性等、旅に必要な情報を全て説明します!
もちろんWikipediaを見るのがデータや事実に基づいていて正確だろうけど実際に訪れて感じるのとは差異がある事がたくさんあるので。
FJが現地の人から聞いた情報や感じた事を交えながら説明していきます。
カザフスタン(Kazakhstan)
首都:アスタナ(Astana)
現在の首都はアスタナだけど1997年まではアルマトゥイ(Almaty)という都市が首都であった。
アルマトゥイは現在でもカザフスタン最大の都市でアスタナの人に聞くと「アスタナも凄くいい所だけどアルマトゥイの方が観光とかはいいかも」と言っていた。
ただ、個人的にはアスタナもかなり見所が多くてオススメ!
そしてアスタナは2018年、ちょうど遷都されてから20年ということで街中で20周年を祝うモニュメントを見る事が出来た。
アスタナ、アルマトゥイの移動方法
アスタナからアルマトゥイまでは1260km程の距離でバス、電車、飛行機で移動することができる。
バス、電車はアスタナステーションから、飛行機はアスタナ空港から。
※価格は調べましたが、変動する可能性があるので参考価格(アスタナ発の情報)
移動手段 | 値段 | 所要時間 |
バス | 6,500テンゲ(2,160円) | 17時間 |
電車 | 7,000〜25,000テンゲ(2,330〜8,300円) | 13〜20時間 |
飛行機 | 18,000〜24,000テンゲ(6,000〜8,000円) | 1時間半 |
所要時間、値段を考えても飛行機がオススメです。
僕はバスで移動しましたが、トイレ休憩もいつあるかわからない、英語喋れる人はいない、狭くて苦しいバスで17時間の移動は体力を使います(笑)。
・バス
値段:6,500テンゲ(2,160円程)
所用時間:17時間(1日2便 15:00発、21:15発)
※実際にバスで移動したが大きい荷物がある場合は荷物代が必要らしく1300テンゲ(430円)追加で払った。
4,5回程のトイレ休憩があり、軽食も買うことが出来た。ちなみに2時間遅れで実際は19時間かかった。
・電車
値段:7,000〜25,000テンゲ(2,330〜8,300円)
所用時間:13〜20時間
これに関しては鈍行や快速、時間帯(一日3便程あった)そしてタイミングや販売状況によって値段が全然違うらしく、FJは電車で行こうと試みたが20000テンゲを超える値段だったのでやめた。現地の人に聞くと安ければ7000テンゲ程で買えるらしい。
・飛行機
値段:18,000〜24,000テンゲ(6,000〜8,000円)
所用時間:直行便で1時間半
きっと一番ラクで時間もかからないのでオススメ。
カザフスタンの言語
カザフ語とロシア語が話されている。
全員がカザフ語を喋れる訳では無いらしい。ただ挨拶はロシア語よりカザフ語でした方が喜んでくれた。
カザフ語でありがとうは「ラフメッ」
ロシア語でありがとうは「スパシーバ」
英語はあまり通じない。
しかし若い人は喋れる人が多い。北京を訪れた時もそうだったが確実に英語話者はこれから増えていくと思う。
基本的に英語を喋る事に憧れを抱いている印象。
少し英語を喋れるカザフスタン人と話すと、「英語教えて!」と言われ、案内してもらったり、色々な情報を教えてもらえたりする事が出来たので、英語が公用語でない国でも英語が喋れるメリットは大きい。
カザフスタンの街中での移動方法
バス、タクシー、白タクが庶民の足となっている。タクシーも見かけたけどかなり少ない。
白タクは道で手を上げていると止まってくれる。事前に行き先、料金を交渉してから乗るようで基本的に英語が通じないカザフスタンでは、ロシア語かカザフ語を喋れないと難しいかもしれない。もちろんグーグル翻訳でも可能と思われる。
バスは長距離でない限り、基本的に180テンゲ(60円)。事前に調べて何番線のバスに乗るかを確認しておかないと難しい。
※オススメ
現地語が喋れない、不安だという人にはオススメしたいのがUber。
というのもUberで移動しても物価が安いのでそんなに高くない。9km程移動したが300円くらいだった。
タクシーはこれより少し安いみたいだが、
Uberなら
・現在地まで迎えに来てくれる
・事前に行き先までの料金が分かる
・喋れなくても大丈夫
ドライバーと会話出来なくてもドライバーが行き先を予め確認している為喋る必要がない。もちろん挨拶くらいは出来た方が雰囲気が良くなる。
・電子決済
ドライバーと直接の金銭のやり取りが無い為安全(ヌルスルタンでは治安も良くチップ要求等何もなかった)。
・迅速
アスタナでは結構Uberが普及していてドライバーも多い為、待ち時間も5分以内がほとんどだった。
上記の理由から初めての土地で不安を抱える旅行者には享受出来るメリットは大きいと思う。
ぜひUberを使ってみてほしい。
Uber
紹介コード:btnkz9
クレジットカード情報登録時にこのコードを使うと初回無料で乗車できます。コピーしてぜひ使ってみてください。
カザフスタンの物価
カザフスタンでの通貨は「テンゲ」が使われている。100テンゲ=29円(2019年2月現在)
カザフスタンの物価に関してはもちろんどういう店に行くか、どういう暮らしをするかによって変わってくるが、基本的には日本より物価はかなり安い。
ホステルは1泊1000円程度。
500mlの水が100テンゲ(32円)
ハンバーガー等のファストフードのセット900〜1500テンゲ(約300〜500円)
レストランはそれより少し高いくらい。
外食は高いけどスーパー等では日本の物価の2分の1〜3分の1くらい。
節約派の人はスーパーで買って自炊すると安く抑えられる。
海外旅行でお金のトラブルは本当に多いですが、オススメはクレジットカードでATMから現地通貨を引き出すことです。
カザフスタンでも僕はその方法で何のトラブルもなく過ごすことができました。
下記記事で海外キャッシングについて解説しています。リスクを避ける為にオススメです。
【セディナ】海外キャッシング最強カード!カザフスタンで安全に旅する
カザフスタン人の国民性
人種はロシア系、アジア系もしくはそれらのミックスされた顔を多く見ることが出来る。特に女性は綺麗な方が多い。
驚くほど温厚でフレンドリーで優しい。
白タクでも無い車の人に声をかけられ、行き先までタダで送ってもらったことが2回ある。
道を尋ねると行き先まで一緒に案内してくれたりする。
日本人が珍しい事もあり、いきなりハイタッチ、握手を求められる事もあった。(後で聞くと、カザフスタンでは髪を染める人があまりいないらしく、明らかにアジア人の顔立ちで金髪オールバックのFJが珍しかっただけかもしれない・・)
道を尋ねると、運良く英語が喋れる人で「カザフスタンで困ったら電話して」と連絡先を交換。その後連絡をとってカザフスタンのおもてなしを見せたいと家に招待してくれたがタイミングが合わず行けなかった。
カザフスタンの宗教
70%くらいの人がイスラム教を信仰していて街にはモスクもある。
個人的に面白かったのがイスラム教を信仰しているけれどそんなに厳しく無い様で、街には至る所にバーがあったり、どこでもビールも買える事だった。(500mlで200テンゲ程)豚肉を食べる人は少ない様だが中にはいる様だ。
カザフスタン料理
カザフスタン料理を食べたい!と思っていたけどカザフスタン料理屋は凄く少ない様だった。街にはトルコ料理、ウズベキスタン料理、ロシア料理等、様々な国の料理を見かけられた。珍しい事と言えば馬肉を食べる。馬のミルクもあってモンゴルでも飲んだけど酸っぱい。ラクダのミルクもあるらしい。
カザフスタンでの人気スポーツ
サッカーとホッケー、アイススケート等がメジャー。
街の公園で芝生のサッカーコートがあったり、街でホッケーのスティック持っている人を見たりした。
カザフスタンのアイススケート選手、デニス・デン選手が世界的に有名で国民からもかなり支持されている。しかし、2018年の7月に車のミラーを盗もうとしていた泥棒を見つけて争い、殺されてしまったらしい・・。
カザフスタンの治安
カザフスタンのアスタナ、アルマトゥイでの治安は夜間に出歩かない、スリ対策等の基本的なことをしていれば問題ない。
英語はあまり通じないものの、助けようとしてくれるし、ぼったくり等もそんなにいる印象ではなかった。
カザフスタンと聞くと、危険なイメージがあるかもしれないが、そのイメージを覆されたのもカザフスタンを好きになった理由のひとつ。
ただし、殺人事件もあったりするので、海外旅行保険には入っておいて下さい。
下記記事にて、海外旅行保険の上手な活用による節約術を公開しています。
カザフスタンの街並み
街並みはヨーロッパを思わせる綺麗な街並み。オススメしたいのがアスタナの中心を流れる川沿いの公園。
夜になるとライトアップされて凄く綺麗。
またアスタナにはどこそこのデザイナーが手掛けた等アーティスティックな建物が非常に多い。
建設ラッシュという言葉がぴったり当てはまる程、そこら中で新しい建物が建設されていて数年後の街並みはガラッと変わると思われる。
カザフスタン まとめ
カザフスタンの魅力伝わりましたか?
何より驚いたのが人の優しさだった。
日本人が珍しいのも要因の一つだろうけどフレンドリーで街中でもお店でもみんな助けてくれる。街中はせかせかしていなくてゆったりとした空気が流れている。横断歩道を渡っている時も必ず車が止まってくれて思いやりを感じる。(アジアでは気をつけていないと車が突っ込んでくる事が多い)きっとこれからカザフスタンへの旅行者も増えるだろう。
2 thoughts on “【カザフスタン】観光・治安、物価 とんでもなく優しい国民!?”