FJです!
カザフスタンのアルマトゥイを散歩してたら大きい銅像がある公園に辿り着いた。そこで写真撮ってたらウェディングドレスを着た花嫁、花婿、そしてそれを取り囲む人たちがいた。
そんなに気にする事なく銅像の写真を撮っていると、その中にいた子供が「ハロー」と声を掛けてきた。
FJ「ハロー!ハッピーウェディング!」
と返して少し話しているとみんながFJに集まり始めた。どこからきたの?とか何してるの?とか。よくある事なので話しているとついには
男性「今から結婚式だけど参加しない?」
FJ「いやいや何を言ってるんだ」
冗談だと思っていたらどうやら本気らしい・・・。彼が言うにはカザフスタンでは誰でも参加できるらしい。でも結婚式に知らん人って・・と思って最初は遠慮してたのだが
誰でも祝える、新郎新婦含めみんな歓迎してくれている、みんな期待してる。てか面白そう!
行かない理由がない!
と言う訳で行ってみた。
短パン、クロックスで。
まずは公園から移動すると言うので着いて行ったら
車ながっ!ていうかこれ俗にいうリムジンやん!
ちなみに初めてこんな車に乗った。
そして結婚式場に到着。この時、時間は5時過ぎだったのだが結婚式は6時からとの事。それまでゆっくりしていようって事でジュースやパンをくれたりしてもてなしてくれた。
しかし6時になっても始まる気配が無い。(ちなみに金曜の夜)
聞いてみるとカザフスタンではみんな厳格に時間を守らない様で遅れてくるのが普通らしい。結局式が始まったのは2時間遅れの8時くらいだった。結局結婚式は夜中1時まで続いた。(5時間程)これは短い方で長い時は3日間とか開催されるらしい。
挨拶やスピーチ(現地語なので分からない)があってから伝統的な料理も食べる事が出来た。
日本式との大きな違いがダンスだった。
みんなひたすら音楽ガンガンで踊る!ディスコ的な感じ。もはやダンスフロア。
負けていられないので徳島が誇る阿波踊りを踊ってみた。
休憩挟みながらもみんな何時間も踊っていた。個人的には最後の方は疲れて踊る人も減ってくるのが面白かった。
ダンスの間で友人、親族の方々からスピーチがあるのだが、それはテーブル毎にスピーチの順番が回ってくる。
FJのテーブルの番が来た。呼ばれてテーブルのメンバーでステージに立つ。
テーブルで2,3人が代表してスピーチするのでステージには立つものの現地語を喋れないFJは立っていただけだった。そして1人、2人とスピーチが終わった時、司会者が何やら喋っている。
司会者「○▼※△☆▲ヤポネ※◎★●」
ん?ヤポネ(日本人って意味)って言ったなぁ・・
司会者が喋り終わると全員がFJを見る。
どうやら指名されたらしい。
マイクを渡される。
しかも英語では無く日本語でスピーチしてとの事。もちろん日本語を知る者など皆無だろう。
観客は200人程。
サムライ魂見せてやろうじゃないか!
FJ「本日は誠におめでとうございます。ご両家の皆様にも心よりお慶び申し上げます。日本から来ましたFJです。
お招き頂きまして誠に有難うございます。
・・・
(そして最後に)
おめでとうございます!」
と言って一礼した。
完全にやり切った。悔いは無い。これがジャパニーズスタイルだ!
顔をあげると見事に200人全員がポカンとしている。
さっきまでの「ダンスフロア」は「図書館の静けさ」に変わり果てていた。
あまりの静けさに徳島市立図書館にいるのかと一瞬思ったけど間違いなくカザフスタンの結婚式場にいる。FJは生きている。
そう、スベったのだ。
200人からのお情けの拍手を頂戴しスピーチは幕を閉じた。
FJはメゲない。これからも悔いなく歩んでいこう。
Hi٩(ˊᗜˋ*)و
無事帰国したRikoです。
カンボジアからの帰りノイバイ国際空港でイタリア人に声をかけると、いつの間にか近くにいたカンボジア人、たまたま声をかけた日本人とでダンスタイムが始まりました。
「ダンスは国境を越える!!」
今回の旅で学んだ言葉です(笑)
FJさんも徳島が誇る阿波踊りを結婚式で披露されたんですね(•ᵕᴗᵕ•)⁾⁾
明日から、いよいよ阿波踊りです。
FJさんの分まで楽しみますね(^^♪
Rikoさん有難うございます!
無事帰国何よりです!
ダンスは言葉要りませんもんね(^^)(笑)
FJも英語が通じない国では必死にジェスチャーでコミュニケーションをとっています。
阿波踊りすごく行きたいですが旅を続けます!(^ ^)
是非楽しんでくださいね!!