中国で空港連泊

FJです!!

モンゴルのウランバートルから次の目的地カザフスタンの首都アスタナに移動!


今回の移動手段は久々の飛行機!飛行機ってラクやな〜!

ウランバートルの空港

住み慣れたホステルのスタッフや友達に別れを告げ、まずはウランバートルから中国の北京空港へ。

フライトは2時間ちょっとくらいだった。まさかのウランバートルのカフェで出会った中国人とたまたま一緒のフライトだったので話したりしながらラクに過ごせた。こんな偶然の再会もあるんやな〜

 

 

北京では乗り継ぎだけだったんやけど、乗り継ぎが14時間程度あった。

夜中1時頃に北京空港に着いて、その中国人に別れを告げ、寝る場所を探し始めた。

FJ人生初の空港宿泊!

 

良い場所を見つけて

今日の寝床はここじゃ!!

友達と一緒ならここで寝て笑ってくれるだろうけど、一人でここで寝てたらただの変人。

 

という訳で次の場所を捜索し

 

なかなかのクオリティのベンチをゲット!

 

夜中に空港ぶらついたり、旅のプランを考えたりしながらWi-Fiが使えない環境で午前4時頃に就寝。

それにしてもインターネットが使えないのは結構ストレスになる。中国ではなんとかWi-Fi使える場所を見つけてもグーグルやSNSのほとんどが規制により使えない。(結局この移動中3日間程インターネットは使えなかった)

 

 

空港で水を飲めるのが良い

荷物盗られる事にビビってたから2,3回起きたけど、気が付いたら午前11時過ぎだった。結構ちゃんと寝れた。

次が午後15時のフライトだったから、昨日買ってたパンを食べたり、Kindleで本読んだりしながら過ごして中国の西「ウルムチ」空港行きの飛行機へ搭乗。

この時列に並んでる時に隣にいたパキスタン人と何気無く話してたら、彼は中国から奨学金をもらいながら中国で勉強しているらしい。住む所提供してくれてたり中国の教育に対する力の入れ方に凄く勢いを感じた。

 

ウルムチ市(-し、中国語:烏魯木齊市、ウイグル語:ئۈرۈمچى、英語:Ürümqi)は、新疆ウイグル自治区に位置する地級市自治区首府。自治区人民政府が設置される中国西部最大の都市である。市区人口は135万人、都市圏人口は183万人。

言語・文化・経済の面などにおいて、中国の東部よりもタシュケントのようなはるか西方の各地とより強く結びついている。

出典元:ウルムチ市 – Wikipedia

 

19時にウルムチに到着。

今回の乗り継ぎは24時間程あったので、事前にBooking.comでホステルを予約していた。

市内まで行こうとするが全く英語が通じず、バスにも乗れず、タクシーもおらず、白タク(非公認タクシー)で行く事に。

この時もなんとかジェスチャーで交渉して、相乗りで値段を下げれる様だったので相乗りする人を待って70元(約1100円)で移動。

ちなみに何人か交渉して白タクの相場を調べたけど街の中心部までは100元(1600円)くらい。それ以下はさがらなかった。最初は200元(3200円)ってふっかけてきた。(普通のタクシーなら4,50元でいける様)

相乗りした人が運良く英語を喋れる人でどうやら医療IT会社のマネージャーで日本にも仕事で来た事あるらしい。タクシーの運転手との通訳や情報を教えてもらってかなり助けて貰えた。

 

20時過ぎにホステルに辿り着いてやっとのんびりできる!と思ったら

 

 

 

ホステルが閉まってる

 

近くにいた宝石店のスタッフに聞くとスマホで翻訳して会話してくれて、どうやらやってないらしい。

 

まじか・・・・

 

タクシードライバーが少し協力して探してくれたのだが、少しするとお金を請求してきた。まあこの人は明らかに金目当てだった。それをわからないフリするとどこかへ消えて行った。

 

やっとゆっくり出来ると思った所のこの状況は中々のハードパンチだったけど落ち込んでても仕方ない。次を探そう。という事でネットも使えないので歩いてホテルを見つけては交渉。

何軒か周ったがやはり英語が全く通じない・・・。英語を喋った瞬間に「無理無理!」と言った感じで聞いてくれない。

かと言ってFJの持ってる中国語の手札は

ニイハオ(こんにちは)、シェイシェイ(ありがとう)、ハオチー(美味しい)、モウマンタイ(無問題)しか喋れない。

どう手札を組み合わせても交渉など出来ない。(いや勉強しとけよ)

「無問題」じゃなくて完全に「有問題」やん。

 

「宾馆」「酒店」これらの文字が宿泊所を意味するらしくこの文字を見つけては飛び込む。という事を2時間くらい繰り返した。

なんかジェスチャーであのホテルへ行けと言われ、明らかに高級そうなホテルを何回か勧められてそのホテルにも行ったが、1000元(16000円)を越す値段だった。高すぎる。

高級ホテル

そしてあるホステルで交渉していると、二人の中国人の若男がやって来た。

英語を話せるか聞くと彼らは英語を話せた!

通訳をしてもらい知ったのだが、ウルムチには特別なルールがあって安宿に外国人は泊まれないらしい。(ネットにはいくつか泊まれる所があると書いている)外国人が泊まれるのは基本的に5つ星ホテルだけだという。どうりでみんな高級ホテルを勧めたり、英語を喋った瞬間に拒否する訳だ。

その二人は凄く親身になってどうにか泊まれるホテルを探して調べたり電話してくれた。この時、時間はすでに23時を回ろうとしていた。

でもやはり見つからないので

FJ「ホンマにありがとう!でも今日は空港に帰って空港で寝るよ!」

と言うと

二人で何か中国語で相談して言ってきた。

中国人の若い男「車あるから空港まで送るよ!」

 

と言う事で1時間弱かかる道のりの空港まで送ってくれる事になった。優しすぎる・・・

文字にするとあまりにもムシのいい話だけど、出会ってからの必死にホテルを探そうとしてくれる姿や、彼らは何も悪くないのに「ごめん」と謝ってくれる姿を見ると疑う気にはなれなかった。

車に乗せてもらって話していると彼らは別の都市からの旅行できているらしい。お互いの文化や人生について話しながら楽しく移動させてもらった。

ホンマに凄く優しくて空港に着いてお金を払おうとしたが受け取ってくれず、空港にあるカプセルホテルと交渉してくれたり(満員で無理だった)と最後まで協力してくれた。最高だ。

 

伝えきれない感謝の気持ちを伝えて彼らを見送った後、空港のベンチで一人腰を下ろした。

するとなんとも言えない感情が溢れ出してきて泣いてしまった。

 

自分ひとりでは何も出来ないと言う事を痛感させられた事、完全アウェーの中で果てしない優しさを持つ彼らに出会えた事。嬉しさと安堵と虚しさが交錯して変な感情だった。また椅子で寝る事になったけどそんな小さい事はどうでも良かった。

 

本当に彼らと出会えて良かったと心から思う。

彼らのおかげで忘れらない一日になった。謝謝!!

 

そして次の日少しだけウルムチを観光して、カザフスタンのアスタナ行きのフライトに乗れた。

ウルムチはウイグル語と言う見た目がアラビア語見たいな言語があったり、人の見た目が中国人っぽくなくてアジア人に少しロシア系が混ざった様な顔立ちの人が多くておもしろかった。

マーケット
「エルボー使用禁止」って書いてます。危ないもんな。
博物館。ミイラ見たけど写真は上げん方がいいかな・・(笑) 見たい人は連絡くれると写真送ります。
ウルムチの街。思っていたより都会だった。

と言う訳で無事にカザフスタンに着いてます!!

アスタナ空港

カザフスタンって何があるんだろ??

ぐ〜チョコランタン!!

 

7 thoughts on “中国で空港連泊

  1. お久しぶりです‎(*∩ω∩)

    いつもハプニングさえも楽しそうに旅してる様子でしたが、改めてFJさんは大変な事をしてるんだなぁと思いました。
    涙流した様子を想像すると私も泣きそうになりました‎‎(´・-・`)

    私は、カンボジアの出発がいよいよ月曜日に迫りました。
    子供達のたくさんの笑顔に会えるのが楽しみです。
    帰って来たら徳島の暑い夏、阿波踊りです。今年も、やっとさー。

    引き続き、いい旅になる事を祈ってます。

    1. Rikoさん有難うございます!
      好きでやってるのでいつも楽しんでいるんですが、こんなに優しい人に何も出来ない自分が凄く悔しかったのだと思います。
      そういう人に少しでも返せる様に頑張ります。
      カンボジア気を付けて楽しんでくださいね!Have a good trip!(^^)
      阿波踊りめーーーーーっちゃ行きたいです!!FJの分も楽しんで下さいね!!

  2. FJさんお疲れ様でした!
    困っている人を見かけてもどうしても自分の都合を優先してしまいがちです。でもそれではダメだと気付かされました。
    これからもたくさんのFJさんの経験をこのブログを通して何分の1かだけでも感じることが出来ればいいなと思ってます。今後も楽しみにしてます!!

    1. 青藍さん有難うございます!!
      助ける方も声を掛ける勇気が必要ですもんね。助けられる側は「大丈夫?」って言って貰えるだけで凄く元気を貰えるという事を実感してます。
      このブログを通して青藍さんが何かを感じて頂ければ凄く嬉しいです!!
      これからも宜しくお願いします(^^)

  3. どこに行っても助けてくれる人がいるのはFJの人柄なんだろうなと思う。
    読んでいて感動した!

    1. NOKさん有難うございます!!
      この旅を始めてから人の優しさに触れる事が多くて毎日驚きの連続です。
      「この国の人はこうだ!」という固定概念が少なからず存在しますが、基本的にみんな平和を願って、楽しく生きたくて・・という基本はどこに行っても変わらないと思います。
      国籍も人種も関係なく一緒に楽しめるという事をこの旅で証明します!(^^)

  4. ピンバック: Astana – free journey

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