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日本で働いている頃、大型連休を利用して海外旅行に出かけ、日本に帰国したとき、こう思いました。
空港に降り立った瞬間の、あの感覚。解放感ではなく、喪失感。それが海外に住もうと決めた瞬間でした。
当時の英語力は「Hello, How are you」がやっと言えるレベル。ヨーロッパ就職なんて、まるで現実味がありませんでした。
それでも今、ドイツでエンジニアとして働いています。
フィリピン留学(3ヶ月)→ 世界一周 → ロンドン就職 → パリ駐在 → ドイツ現地就職。
この記事では、英語ゼロから海外就職を実現するまでにやったことを、全部正直に書きます。
この記事はこんな人におすすめ:
- 「海外に住みたい」という気持ちはあるが、英語力がなくて一歩踏み出せない
- フィリピン留学やヨーロッパ就職に興味があるが、現実的にどうすればいいかわからない
- ドイツやイギリスへの就職を具体的に考えている
英語ゼロからのスタート。本で勉強して気づいた「致命的な問題」
「海外に住みたい」と決意してまず手をつけたのは、本屋で英語教材を買うことでした。
毎日コツコツ取り組みました。文法を覚えて、単語を増やして。でもある日、気づいてしまいました。
本で学んだ知識はあるかもしれない。でも口から英語が出てこない。当然です。話す練習を一度もしていないのだから。
その後、街の英会話スクールに通い始めました。カナダ人講師とのマンツーマンレッスン。1回50分で3,500円。週2〜3回通いましたが、費用も時間も続けるのは少しハードルが高いです。
アプリも試しました。でも会話力はなかなか伸びない。
そこでたどり着いたのがオンライン英会話です。毎日25分、フィリピン人講師と話す。月6,000円程度。この習慣が英語力を根本から変えました。
毎日英語を「話す」環境を作ること。これが英語上達の最短ルートだと、今でも確信しています。
おすすめオンライン英会話を徹底比較!月100レッスン受講者が語る
フィリピン留学3ヶ月で英語力はどう変わったか
オンライン英会話で基礎を固めた後、フィリピン留学を決断しました。エージェントはスクールウィズ、学校はQQ Englishです。留学期間は3ヶ月。
オンライン英会話を1年継続し、ある程度の会話は自信を持ってできるようになっていました。
英語で会話している時にわからない言葉があれば、それを先生に英語で質問し、英語で説明してもらって理解できるようになっていれば、フィリピン留学に行くと効率良く英語力を伸ばせます。
逆に全く英語がわからない状態でフィリピンへ行っても、あまり英語力は伸びません。
おすすめは、ある程度の基礎をオンライン英会話で固めてからの留学です。
私のフィリピン留学前は中級者レベルでしたが、3ヶ月の留学が終わる頃には上級者の入り口に立てていました。毎日英語漬けの環境に身を置くことで、「英語を日本語に変換して考える」癖がなくなっていきました。
フィリピン留学を選んだ理由は3つです。
- コストが欧米留学の3分の1以下
- 英語教育のレベルが高く、マンツーマンレッスンが充実している
- 日本人に慣れた講師が多く、初心者でも挫折しにくい
スクールウィズ経由で申し込んだことで、手続きの手間がなく、費用も直接申し込みより安くなりました。
留学前の英語学習サポート(プレ留学)も無料でついてくるので、渡航前から英語力を底上げできます。
スクールウィズの評判・口コミ【実体験レビュー】
世界一周で気づいた「英語より大事なこと」
フィリピン留学を終えた後、そのまま世界一周に出ました。
世界中を旅していると、英語を使う場面が毎日あります。バックパッカーのゲストハウスで、カフェで、移動中のバスの中で。世界中の様々な国籍の人たちと話し、一緒に遊び、時には夜通し熱く語り合いました。
この経験で気づいたことがあります。
英語が完璧でなくても、伝えたいことがあれば人は聞いてくれます。
そして世界一周中に、ヨーロッパで働くことを決意しました。きっかけは、ヨーロッパで出会った人たちでした。様々な国籍・文化・バックグラウンドを持つ人たちが一緒に働き、議論し、価値観をぶつけ合っている姿を見て、「インターナショナルな環境で自分の価値観をアップデートしたい」と強く思いました。
ロンドン就職の実態。英語力より大事だったこと
世界一周後、ロンドンでの就職活動を始めました。求人サイトと現地エージェントを使った就職活動。
実際にやってみてわかったのは、「英語力より専門スキルと経験の方が重要」ということです。正直、英語力はあって当たり前です。
日本で積んでいたエンジニアの経験から自分がどんな形で貢献できるのかを常に考えさせられました。
そして、ロンドンで働くにあたり強く感じたのは、「英語力をもっと伸ばさないといけない」という危機感でした。
日常会話はできても、ビジネスの場での交渉や議論は別物です。ネイティブのスピードと語彙量についていくには、まだまだ足りなかった。この経験が、語学学習を今でも続けている理由の一つです。
パリ駐在からドイツ現地就職へ。ドイツ語ゼロでも就職できた理由
ロンドン就職の後、パリ駐在を経て、ドイツへの転職を決めました。
ドイツの製造業・エンジニアリング分野は世界最高水準です。ここで経験を積むことが、自分のキャリアにとって最善だと判断しました。
就職活動で一番不安だったのは、ドイツ語がまったく話せなかったことです。しかし実際には、英語だけで就職活動ができました。
ドイツの多くの企業、特に外資系・グローバル企業では、社内公用語が英語です。エンジニアという専門職であれば、ドイツ語が話せなくても採用される可能性は十分あります。1ヶ月間の就職活動で、4社から内定をもらいました。
ドイツで働いて本当に良かったこと・大変だったこと
良かったこと
日曜日にしっかり休めること。有給が多いこと。
日本では「休むことへの罪悪感」がありました。ドイツでは休むことが当たり前の権利として守られています。オンとオフが明確で、プライベートの時間を本当に自分のために使えます。
大変だったこと
文化やバックグラウンドの違う人たちと一緒に働き、交渉や議論をすること。
日本では「空気を読む」コミュニケーションが通用しますが、ドイツでは通用しません。自分の意見を明確に言葉で伝える力が、日本にいたとき以上に求められます。これは大変でもあり、同時に自分を大きく成長させてくれた部分でもあります。
今もPreplyで語学学習を続けている理由
ヨーロッパで働き始めてから、ドイツ語とフランス語の学習を始めました。
しかし、現在の仕事は出張が多く、世界中を飛び回っているので、語学学校に通う時間がとれません。
そこで使っているのがPreplyです。
好きな時間に、好きな場所で、マンツーマンレッスンが受けられる。100以上の言語に対応しているので、英語・ドイツ語・フランス語を一つのサービスで学べます。オンラインで効率よく語学力を伸ばしたい人には、今の時代Preplyが最適だと思っています。
Preply(プレプリー)の評判・口コミ【本音】ドイツ在住エンジニアが徹底解説
英語力ゼロからヨーロッパ就職するためのロードマップ
最後に、私がたどったルートをステップで整理します。
- ステップ①:毎日英語を「話す」環境を作る
本や単語帳だけでは話せるようにならない。オンライン英会話で毎日25分話す習慣をつけることが最初の一歩。 - ステップ②:フィリピン留学で集中的に伸ばす
ある程度基礎ができたら、フィリピン留学で英語漬けの環境に身を置く。3ヶ月で英語力が大きく変わる。留学エージェントを使えば費用も手間も節約できる。 - ステップ③:英語を実際に使い続ける
留学後も英語を使う環境を維持すること。旅でも仕事でも、アウトプットを続けることが大事。 - ステップ④:専門スキルを武器にヨーロッパで就職する
ヨーロッパ就職は英語力だけでは難しい。専門スキル(エンジニア、IT、金融など)があれば、英語での就職活動が現実的になる。ドイツ語が話せなくてもドイツで就職できた実例がここにある。
最後に一つだけ。
「海外に住みたい」という気持ちがあったので、これらを実現できました。海外旅行から日本へ帰ったとき感じた「帰ってきてしまった」という気持ちが、自分を動かし続けてきました。
どうやって全然喋れない状態からヨーロッパで働くほどの英語力を身に付けたのか、世界一周中の出来事やハプニング、なぜ世界一周後にヨーロッパ就職したのか等、全てを曝け出した本も出版しています。良かったらご一読ください。