【行き方】バスでチリのサンペドロ・デ・アタカマからアルゼンチンのサルタへ

すだちくんと世界一周中!FJです!

今アルゼンチンにいるんですが、最近のことをご報告。
色々と南米の洗礼を受けて一時期疲れてしまっていました。

あまり日本語での情報も無かったのでこれから旅する人の為に情報を書いておきます。

チリのアタカマからアルゼンチンのサルタへのバスでの行き方

・アタカマバスステーションにてチケット予約


チリのアタカマからアルゼンチンのサルタへバスで行く時に注意しないといけないのが、チケットを早く買わないといけない

駅のホワイトボードにバスの運行表(手書き)があり、それを見る限り毎日アタカマからサルタまでのバスが出ていた。

アタカマバスステーションの運行表

なので安心していたのだが、いざチケットを買うときになると、

係員
「サルタ行きは水、金、日の週3回しかないよ」

FJ
「え?でもあのホワイトボードに・・」

係員
「ほら!これ見て!」

MIERCOLES(水)、VIERNES(金)、DOMINGO(日)のそれぞれ9時半発。

でも実際に買うときになると、日曜は9時発と9時半発の2便あった。
いくつかバス会社があったので、他にも聞いてみたがどこに聞いても同じ・・。

FJは土曜に出発したかったけど、便がないので日曜の朝9時半発を選択。
ちなみに金曜の朝にバスチケットを購入したけど、すでに予約で席が埋まりそうなほどだった。

料金は思ったよりも高く34,000ペソ(約5,800円)

この時、クレジットカードを使えたけど、暗証番号を入力するときに料金をチェックしたら、2倍の68,000ペソ(11,600円)になっていた!

すかさず突っ込むと、どうやら2人分と打ち間違えていたらしい。
こう言うのは自分でチェックしないといけない。

ただし、しっかり使えばクレジットカードを無しに海外を旅するのは本当に馬鹿らしい。
安全面、カード付帯の海外旅行保険を使用できる事等、メリットが多すぎるから。

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・いざチリのアタカマからアルゼンチンのサルタへ向けバス出発!

朝9時半アタカマ発のバスだったのだが、定刻になってもバスが来ない・・。

少しすると係員が来て「1時間程遅れる」と告げられた。Wi-Fiも繋がらないバス停でひたすらに待つ。
こんな時間を生産的なものに変えてくれるのが電子書籍リーダーのキンドル。

オフラインでも使える辞書搭載なので紙で読むより効率が良すぎる。

そして結果、1時間半遅れの11時にバスはチリのアタカマを出発した。
所要時間は10時間と言うが果たして・・

バスの座席は快適。トイレもバス内に有った。

・チリとアルゼンチンの国境

3時間後の14時にチリとアルゼンチンの国境へ到着。
荷物検査やイミグレも特に問題なく通過。

でも国境を超えるのに1時間半くらい掛かった。

というのも何もしない待ち時間がほとんど・・。
どれだけ人が並んでいてものんびり仕事する係員や明らかに効率の悪い作業フロー・・。
これが南米の楽天的で良くもあり悪くもある点。

1時間半ならまだマシかもしれない。

・アタカマからサルタまでの所要時間

道中で断崖絶壁の岩の谷を越える。

当初、10時間かかると言われていた。
朝11時にアタカマを出発したので21時に到着予定。

でも21時を過ぎても一向に到着する気配はない。

結果到着したのは23時半を周っていた。

本来ならば9時半に出発の19時半に到着予定だったので、合計4時間の遅れ。

南米ではこれくらいの遅れは当たり前と思っていた方が良いかもしれない。

10時間くらいの移動ではいつも全然疲れないのだけど、この時は妙に疲れを感じた。

アルゼンチンのサルタでSIMカード購入

・サルタでSIMカード購入

翌日、アルゼンチンのサルタでSIMカードを購入しようと街へ出た。
サルタの街はそんなに大きくない。

サルタの街の中央の広場

アルゼンチン北部のカーニバルの日(サルタでは特に何も無かった)だったらしく、街の店は多く休んでいた。

携帯会社も例外ではなく店を閉めていて、SIMカード探しに困った。

なんとかSIMカードを扱っている商店を見つけ、値段を聞くと1週間5GBのデータ、SIMカード代込みで300ペソ(900円)。

セットアップもやってもらった。でも使えない・・?

FJ
「あれ?使えんよ!」

係員
「30分後に有効になるよ!」

不審に思ったけど仕方ないので近辺で時間を潰して、30分後に使えなければすぐ店にまた来ようと思っていた。

そして30分後・・

使えない

なのでその店をまた訪れたけど閉まっている。昼の1時半なのに?

・アルゼンチンのシエスタ(お昼寝タイム)

サルタの街へ来て驚いたのはシエスタと呼ばれる「お昼寝タイム」があるということ。

例えば店の営業時間が

10時〜13時
17時〜20時

という風になっている。

つまり13時〜17時までは「お昼寝タイム」。
首都のブエノスアイレスでは見かけないけど、アルゼンチンの地方ではこれが普通らしい。

SIMカードを買ったこの店もどうやらお昼寝タイムらしい。

というわけで、18時くらいにまた訪れた。

でも閉まっている。

・翌日再訪問

翌日になってもやはりスマホは使えない。
さすがに不満が募っていたので、今日は鼻息を荒くし、店を訪問。

でも閉まっている。

午前、午後と訪れたが結局この店が開く事は無かった・・。

コミュニケーションも片言のスペイン語なので不安があるけど、英語の通じるホステルのスタッフに状況を説明して相談しても多分騙されたのだと言われた。

もっとスペイン語を話せたらこんなことも交わせたかもしれない。
もしくはしっかりした携帯会社なら英語も通じてこんなことにならなかったかもしれない。

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やっぱり異国の地では言語は大切。

アタカマからサルタ まとめ

南米では予定通りや思い通りにいかないことが多い。田舎町では特にそれを多く感じることがある。
他にも困ったのがATM。

現地通貨のお金をATMでおろすのだけど、ATMにお金が入っていなくて中々おろせるところが見つからなかった。

思い通りに行かない事が続く時はどうしてもイライラしてしまう。
イライラしても冷静になれず、悪循環が続くだけだ。

でもそんな時にやっぱり助けてくれる人もいる。
調子を崩したFJを立て直してくれたのは、ベネズエラ人の女性だった。

南米各国では至る所でベネズエラ人を見かける。
彼らの多くは厳しいベネズエラの状勢で生きるのが難しくなって他国へ逃れて来た人たちだ。

英語が流暢な彼女はスーパーのセルフレジの方法が分からなくて困っていたFJを助けてくれた。
その後ちょっと世間話をした程度だったけど、ちょっとした会話で心が軽くなった。

ベネズエラは今危険で旅行に行ける状況じゃないけど、いつか訪れてベネズエラに恩返ししたい。


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4 thoughts on “【行き方】バスでチリのサンペドロ・デ・アタカマからアルゼンチンのサルタへ

  1. 珍しく悪循環ですね!文章からも大変さが伝わってきます!いやな事が続くのも世界共通なんですね笑なにも出来ることは無いけど遠くから応援してます!がんばれFJ!

    1. 青藍さんありがとうございます!(^^)
      いつも見てくれていてほんまに嬉しいです!
      その優しい言葉をもらえる事がどれだけFJの力になるか、文章で伝えられないほどです。
      今は完全に立て直して元気と勢いバリバリでアルゼンチンステーキ食べながら楽しんでます!
      気合い入れてガンガン声出していきます!!

  2. ヤッホー♪o(>∀<*)oアルゼンチンのステーキは美味しいですか~?あと……名物的な料理&デザート&フルーツ&お菓子とか!い~っぱい♪教えてほしいで!すだち~(*´σー`)エヘヘ

    1. 桃太郎さんいつもありがとうございますだち!
      アルゼンチンのステーキ三昧で太り気味のFJです!(笑)
      アルゼンチンの記事を作成しようと思ってますので、その時にまた書きますね!
      まだまだ経験途中ですが、一つ言えるのはアルゼンチンは料理が美味しいですだち!(^^)

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