すだちくんと世界一周中!FJ(@FJ_fromAWA)です!
今回カザフスタンのアルマトゥイから白タクに乗り陸路国境越えを含め4時間程でキルギスの首都ビシュケクに辿り着き、1週間滞在したので現地の人に聞いた情報や感じた事を元にキルギスの情報をお伝えします。
国名:キルギス共和国(Kyrgyz Republic)
国別称:キルギスタン(Kyrgyzstan)
キルギス共和国(キルギスきょうわこく)、通称キルギスは、中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和制国家である。首都はビシュケク(旧名フルンゼ)。かつての正式国名はキルギスタンであり、改称以降も別称として公式に認められている。
北から時計回りにカザフスタン、中華人民共和国、タジキスタン、ウズベキスタンと国境を接する。ソビエト連邦から独立したウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、タジキスタンとともに中央アジアを形成し、独立国家共同体 (CIS) 加盟国である。旧ソ連を構成していた中央アジア5カ国で「最も民主的」といわれるキルギスでは、2005年と2010年に野党勝利による政変があった。しかし、キルギスの大統領たちは政権交代による第一野党勝利後にそれぞれ国外に亡命している[2]。
出典元:キルギス– Wikipedia
現地の人に聞いたが、別称があるのは1993年に「スタン」を取ったから。現在でもキルギスタンと呼ばれたりしている。カザフスタン、ウズベキスタン等、周辺国の名にも付く「スタン」は「国」を意味するそう。
1991年にソビエト崩壊したという事を考えるとこの辺の国の歴史は非常に浅い。
首都:ビシュケク(Bishkek)
「スタン」が付く国はどうしても危険なイメージを持ってしまう。それを正直に現地の人に伝えた所、色んな国の人から言われるらしく残念に思っているそう。今の所「アフガニスタンは危ない」と現地の人から聞くがそれ以外は特に危険とかは聞かない(もちろん日本よりは治安は良くないと思うので注意しなければならない)。
キルギスの言語
公用語はキルギス語とロシア語。
面白かったのは少しの間カザフスタン人と旅したのだが、彼曰くカザフ語とキルギス語は非常に似ているらしく、お互い普通に会話出来るらしい。実際にそれで会話していた。でも少しの違いがあるようで売店のおばちゃんに「カザフスタン人?」と喋り方で見抜かれていた。「言語」だが、日本人でいう方言の様な印象を受けた。
キルギス語でありがとうは「ラフマッ」
カザフ語でありがとうは「ラフメッ」
こんな感じで似ている。
英語はあまり通じない。
若い人もそんなに喋れない。
ただ街中の至る所で英語教室や英会話関連の広告を他国より多く見たのでそれなりの需要があるのだろうと感じた。
中央アジアを旅して積極的に現地の人とコミュニケーションを取りたいならロシア語を学ぶのが良いと思う。
英語圏以外を旅する時でもやはり英語を喋れる人は少しはいるので、旅中でも英語を勉強することをオススメします!
キルギスでの移動手段
マルシュルートカと呼ばれる乗合バンが庶民の足となっている。タクシーも結構走っていてそんなに高くないが、マルシュルートカが圧倒的に便利。タクシーでは英語は通じないと思った方がいい。マルシュルートカも同様。
マルシュルートカはバス停の様な箇所で乗り降りし、多くの路線ナンバーがある為初めて使用する際は乗り方が難しく戸惑う。
しかし最高に便利なアプリがある。
2GIS
2GIS – Offline maps – LLC “DoubleGIS”
このアプリはカザフスタンでも良く利用されていたオフラインマップアプリ。しかしグーグルマップで代用出来るので特に必要性は感じなかった。
しかしキルギスではこのアプリがマルシュルートカを使用する際非常に便利。
- 現在地から目的地を設定すると「このバス停に行って何番の路線に乗る」というのを細かく教えてくれる。
- 料金は長距離以外は10ソム(約16円)乗車した際、運転手に乗車賃を渡す。
- 後はマップを確認し、目的地へ着くとそのまま降りればいいだけ。
このアプリは基本的にロシア語で使用しなければならないが、目的地のロシア語をネットで検索してそれをコピー&ペーストするくらいの作業しか発生しないのでロシア語が出来なくても全然問題無い。(実際FJはロシア語が全く出来ないが簡単に使用できた)
※UberとGrabは使えなかった。(2018年8月現在)
キルギスの物価
通貨は「ソム(COM)」が使われている。1ソム=1.6円程度(2019年1月現在)
これに関してはもちろんどういう店に行くか、どういう暮らしをするかによって変わってくるが参考までにいくつか例を挙げる。
500mlの水 | 20ソム(32円) |
500mlのコーラ | 27ソム(43円) |
ファストフードのハンバーガー | 80ソム(128円) |
ホットドッグ | 50ソム(80円) |
安めのレストラン | 200ソム(320円) |
ホステル1泊 | 約700〜1000円 |
海外旅行でお金のトラブルは本当に多いですが、オススメはクレジットカードでATMから現地通貨を引き出すことです。
キルギスでも僕はその方法で何のトラブルもなく過ごすことができました。
下記記事で海外キャッシングについて解説しています。リスクを避ける為にオススメです。
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キルギスの通信事情(SIMカード)
デパートでSIMカードを購入・「O!」という会社のもので
1週間、10GBというプラン
SIMカード代 | 30ソム(48円) |
データ・通話代 | 95ソム(152円) |
合計 | 125ソム(200円) |
200円でこれだけ使えるのには驚いた。ビシュケク内であればLTE通信で問題なく使える。
ホステルやカフェのWi-Fiもそれなりに速い。
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キルギスの国民性
キルギスでは人種はロシア系、アジア系もしくはそれらのミックスされた顔を多く見ることが出来る。(カザフスタンと同様)
カザフスタン滞在時に比べると知らない人から話しかけられたりする事は少なかったが、温厚で優しい印象。
横断歩道を渡っているとしっかり車は停まってくれるが、急発進やタイヤが鳴くくらいの速度でカーブしたりする車も多く見られる。
キルギスの宗教
70%くらいの人がイスラム教を信仰していて街にはモスクもある。
しかし、ビールも買えるし、バーもある。ビールは500mlが60ソム(100円)程で買える。
キルギスの食事
はっきり言ってカザフスタンとそんなに違いを感じなかった。(前記事:カザフスタン観光 とんでもなく優しい国民!?)
ハンバーガーショップが多くて人気だった。
中央アジア独特のこのパンが至る所に売られていて安い。
オススメはケーキとソフトクリーム!
ケーキ 50ソム(80円)程で日本の物ほどとは言わないが美味しいケーキを食べられる。
ソフトクリームは道沿いでよく売られていて20~40ソム(32~64円)程で食べる事が出来る。
キルギスの街並み
街並みはカザフスタンの後に訪れたFJにとってはそんなに発展している様にも思わなかった。首都なだけあってもちろんデパートやスーパーもたくさんあって何でも買う事が出来る。
特徴的な事と言えば街中に多くの公園があり、それらは緑が豊富な事。歩いてて気持ちがいい。
キルギスの治安
基本的に深夜に出歩かない、スリに気を付ける等普通にしていれば特に治安は危険だと感じる事もなかった。
ただよく言われているのが警察が信用できないらしい。
ニセ警官もいるらしいが、本物の警官も持ち物検査をすると言って財布からお金を抜き取るのが横行していたそう。
キルギスでは外出時パスポートの携帯が義務付けられているので警察にはパスポートだけ見せればOK。
日本政府が公式に出している書類をホステル等でゲットし携帯。
何か不審な事を言われた場合はその書類を見せ、警察官から持ち物検査は受けなくていい事や、警察官の身元を特定する様書類に書かれているのでその書類を警察官に見せる事で引き下がる事が多いという。
1週間の滞在で1度だけ警察官が何か言いながら近づいてきた。
夜だった事もあり、FJはびびった。
だがホステルの近くだったので、普段はイノシシが散歩する様に歩いているFJは、長友がオーバーラップする時くらいの勢いでホステルに駆け込んだ。勢い余ってドアに「ガンッ!」ってなったけど(そこはイノシシ)。
後から確認すると逃げてトラブルになった人もいる様。どちらにせよあまり関わらない方が良さそう。
キルギス「安全の手引き」 – 在キルギス日本国大使館
海外旅行保険をほぼタダで利用できる方法を下記記事にて公開しています。
そしてもう少しすると夜行バスに乗ってビシュケクからウズベキスタンの首都タシュケントへ移動します!!
世界地図見ながらでないとショーヘイが何処に居るか分からんわ(笑)
警察が敵になるんは怖いなぁ(>_<)
では、引き続きグッドラック!すだちさんにも宜しゅうに(^o^)/
鳴門のFJさんコメントありがとうございます!!(^^)
僕もまさか自分が「スタン」とかいう国に行くとは思ってもみませんでした!(笑)
中には警察を信用できない国も結構ある様です。そう考えると日本はホンマに安全で幸せですよね!!
すだちくんもまた鳴門のFJさんに会える日を楽しみにしています!(^o^)