移動時間に考えてたこと

すだちくんと世界一周中!FJです!

現在、グアテマラのフローレスという都市にいます。

ちなみに「かんまん」とは阿波弁で「かまわない」と言う意味。

「これここ置いていい?」「あぁかんまん!かんまん!」こんな感じ。

今回、新しい試みをします。

ヨーロッパからアメリカ大陸へ移動する長いフライトや待ち時間に、空腹と楽しみで変なテンションになってしまい、旅を振り返って気持ちを書き殴っていました。

公開するつもりはなかったのでぐっちゃぐちゃですが、あえて未完成のまま未完成の思いを晒そうと思います。
公開するけど後悔はしない。出身は徳島市内(しない)。今日も調子抜群です!

 

 

その日FJはバルセロナにいた。

まだ日も望めぬ朝3時に目を覚まし、支度に追われていた。

旅慣れしてきていても、やはり別れの寂しさには慣れない。

そう、計2ヶ月以上滞在したヨーロッパを去る日が来たのだ。

フィリピン留学、中国やモンゴルを初め、中央アジア、アゼルバイジャン等のコーカサス地方を抜け、ヨーロッパはフィンランドに入り、エストニア、ラトビア、そこでイギリス就労ビザの為に一時帰国した後、再度ドイツへ飛びプログラミングを学んだ。

チェコ、オーストリア、スロバキア、ハンガリー、そしてイタリアでは友人と再会、ピザに感動し、スペインではスペイン語を学び、パエリアに舌鼓を打った。

我ながらなんとも幸せな人生のど真ん中にいる事を感じる。

そんな幸せを噛み締める毎日を送っていても、人間というのは不思議なもので自問自答し答えを模索する事を辞めない。

自分は何をしている瞬間が幸せか、本当に好きなものが何なのか、そして人生に何が必要なのか。それらを研ぎ澄まして感じる必要がある。それはきっと旅をしていても、毎日働いていても同じ事だ。

最近、妙に会社員として働いていた頃を思い出す事が多くなった。
現在の暮らしとはまるで別世界の様な環境に身を置いていたものの、それは今でも鮮明に引き出せる記憶でもある。

それは「会社員の頃に戻りたい」という感情ではなく、卒業アルバムをめくる時に近い感情だ。

ちなみに今まで会社を辞めた事に対して、後悔した事は一切皆無だ。

 

会社員として10年間働く事で不条理や裏切りも経験してきたし、決してポジティブな事ばかりでは無かったが、色んな人に出会い、様々な経験を積む事が出来たFJの人生の大切な一部だ。

なぜそれらを今になって思い出すのか?
それはきっとこうだ。

もうすぐ会社に行かなくなって1年になるが、やっと本当の意味で社会的立場に対してニュートラルな感情を持ち、俯瞰して捉える事が出来る様になってきたからだろう。

そして、様々な国を巡り、そこで生き、働く人々を見てきて肌で感じた事がある。

それはどんな仕事をしていても、どんな人生を送っていても共通するもの。

人は人に泣かされ、人に救われる。

ありきたりで手アカのついた言葉だけど、これに尽きる。

人生の満足度は人とのコミュニケーションによって満たされる。

 

旅をしていると、怒りを通り越して感心すら覚える程に大胆なぼったくりに出会ったかと思えば、なぜ見ず知らずの自分にそこまで親切にしてくれるのか疑問に思う程に優しくしてもらう事もある。

そんな優しい人たちの柔らかな笑顔に触れる度、FJはいつもたまらなく幸せを感じる。

かと言ってそんな人たちに対して自分自身が出来る事は「ありがとう」という事しか出来なかったりするのだけれど。

最近はそんな人たちに対し、チョコやお菓子を返してせめてもの感謝をする事にしている。

 

旅を始めた頃は「よっしゃ!ひとり旅だ!何でも自分でやってやる!」と肩に力が入りまくっていて、壁があっても思いっきり身体に力を込めてぶち壊してやるぞという猪突猛進スタイルだった。ドンキーコングスタイル、そう、DK-Style

けどネットも言語も通じない場所に身体ひとつで飛び込むと、いかに無力かを嫌というほどに気付かされた。

 

そんな時にいつも僕は「人」に助けられている。

困った時に「たすけて!」って言えば必ず誰かが助けてくれる。言語さえ通じない、自分の事を誰も知らない国でもだ。

最初はこれが「情けない」事だと思っていた。今思うと自分を過信しすぎて苦笑してしまう。アゴに向かって渾身のスピニングキックをかましたいくらいだ。

僕はこれはきっと日本社会でも通ずるだろうと思う。何故だか「たすけて!」っていう事をタブー視されてる様な風潮を感じて止まない。

それらが溜まり溜まってねじ曲がったハケ口として、言い掛かりの様なクレームだったり、ネットで見るだけでも不快な程の書き込みをしたりするんだろう。

僕は海外にいるからといって「日本はダメだ」とか言いたくない。日本は世界的に見ても本当に豊かな国だし、自分自身最高に好きな国でもある。だからこそもっと誇りを持って日本の事を語りたい。自分の国がつまらないなんていやだ。

 

旅の中でSNSやブログで発信していると、有り難いことに色々な人がメッセージをくれる。それは古くからの友人だったり、友人の家族だったり、会社でお世話になった人だったり、全く面識の無い人だったり。

その度にいつもパワーをもらう。完全に元気玉だ。今なら打てる。

自分ひとりで出来る事なんて、人と協力して出来る事に比べたら本当にタカがしれてる。
そう、かめはめ波では無理でも、元気玉なら魔人ブウは倒せるのだ。

こういう事にしっかりと気付けた時、僕は「人」を更に愛する様になった。

旅の中で助けられたり、関わってくれる人を始め、日本を離れてもメッセージをくれたり、SNSやブログをいつも応援してくれる人たちがいるのは本当に幸せな事だ。

個人戦だと思ってた世界は、本当は人類というチーム戦だった。

そんな事に自分の五感で感じ、経験し、気付けたのはこれからの人生に影響を与えてくれるだろう。

僕はきっとこれからも旅の中だけでなく、人生においてたくさんの人に助けられるだろうし、それを超える程たくさんの人を助けたいとも思っている。

地球の裏側にいたとしても僕は困ったらみんなに「たすけて!」って言うし、言ってきて欲しい。

僕らはきっともっと人間くさくていい。

笑いたかったら全力で笑って、泣きたかったら全力で泣けばいい。それがかっこ悪いって言われたとしても、自分に嘘をついて生きるよりよっぽどカッコいい。

そんな事を考えていると、会社員時代に本当にお世話になって、今でも関わってくれている大好きな先輩からメッセージがきた。

本当にいつも応援してくれる。FJはホンマに幸せ者だ。

 

いつか恩返しできる人間になって恩を返そう。

面白い未来をみんなと作ろう。

 

元気玉ー!!!

4 thoughts on “移動時間に考えてたこと

  1. その通り♪1人で出来ない事は『誰かに頼ればイイ』のです(^○^)おいらは、最近になって、やっと気づきました…遅すぎたかな~すだち~(;^_^A

    1. 桃太郎さんありがとうございます!
      そんなことないですよ!気付いたり学ぶのに遅いことなんてないと思います!
      世界に出て驚いた事のひとつに、日本人の方でも定年退職してから旅をされていたり、留学をされていたりと本当に様々な方が学び続けている事です。
      そんな先輩方の背中を見たのでFJも死ぬまで学び続けようと思っています!(^^)
      何より学び続けた方がきっと人生楽しいですだち〜!!\(^o^)/

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