【香港】悪の巣窟と呼ばれる重慶大厦に泊まってみた!治安・トラブルは?

香港へ来た一つの目的に「重慶大厦(チョンキンマンション)で宿泊する」というものがあった。

チョンキンマンションは「悪の巣窟」だの何だの言われている場所で、10階数を超えるいくつものビルが建っており、ゲストハウス(6~10人部屋で二段や三段ベッドで寝る)と呼ばれる安宿が無数にある。

 

ここに来るのは旅人界でもハードルが高い印象がある。衛生面であったり、ぼったくりであったり警戒されている事が多い。

 

しかも昔は犯罪の温床だったみたいな悪い噂が結構あるみたい。

チョンキンマンションの1階

香港は物価が高く、体感的に日本より少し高いのではないかと思う。

宿泊費も同様に世界的にも高いと言われているらしい。

そんな場所で1週間も滞在できたのは確実にチョンキンマンションのおかげだ。(日本含め世界中で使われてるBooking.comで予約可能)

部屋はこんな感じの6人部屋で思ったよりキレイだった。

 

 

窓からの景色

 

 

 

エレベーターもあるが混雑するので階段で行くとこんな感じだった。


それでも1泊1300円くらいかかってしまった。(アジアでこの値段はちょっと高い)

 

このチョンキンマンションの1、2階には飲食店、両替所、売店等が並んでいて、それらも香港の街中より非常に安価で購入できる。

気を付けなければならないのがぼったくりくらい。

インド人が大半で客引きもしてくる。

大半がゲストハウス、SIMカード、飲食店の客引きだけど、時折「クスリ」って言ってくる奴もいた。

でも「いらん」って言えば大丈夫。

客引きも世間話とかしてみると、調子良く話してくれる陽気な人が多かった。

 

FJは香港で携帯を使用出来る様にこのチョンキンマンションでSIMカードを購入したのだが、相場の半額だった。(1500円が相場の所750円)

 

しかし、「5日間使いたい」と言っていたのに説明を受けていると「3日間」と言い出したので、口論になったりしながらもセットアップまでしてくれた。

 

たまに言ってくる初対面のインド人からの「落ち着けよ。マイフレンド」の言葉に安っぽさを感じながらも「おいおい、『マイフレンド』の響き悪くないな」とか思いながら・・・

 

「騙されたかなぁ・・まあ携帯を使用できる様になったし、3日間使えればいいか」と思ったが、街のオフィシャルの携帯通信会社に入り、携帯の契約状況を確認してもらう事にした。

 

すると

「10日間使用できる様になっています」

という返答。

マイフレンドー!!!!

 

 

こういう時、自分の器の小ささが情けなく、恥ずかしくなる。

 

数日経って再度そのインド人に会った時、FJの顔を覚えてくれていて

インド人「調子はどうだい?携帯はいい感じかい??マイフレンド」

 

FJ「最高!ありがとう!マイフレンド!!」

 

いつの間にか「マイフレンド」が気持ちよくなっている。

 

 

 

食事はと言うと、朝昼の兼用食はこのチョンキンマンションで食べていた。

1階にインドカレーの店が多くあり、一つ安くてお気に入りの店を見つけた。

 

 

香港の街のローカルなご飯やさんでも7、800円くらいは払わなければならない所、その店では300円でお腹いっぱい食べられた。

初めて行った時、美味しくて安かったので嬉しくて

 

FJ「ありがとう!すごく美味しかった!またくるよ!」

 

そのインド人は目も合わせずに頷くだけですごく無愛想だった。

その時、FJの予感は確信へ変わった。

 

「あかん。『マイフレンド』の言葉を欲しがっている」

 

次の日から毎日そのインドカレーに通う事になるのだが、FJを覚えてくれて、ある一人のスタッフと仲良くなった。

カルバンクラインじゃなくて「ガルバンクライン」のシャツを着た男だ。ガルバンと呼ぼう。

 

ガルバンは10代の頃にインドから移住してきて、40歳を越す今も香港で生活している。

ガルバンは仕事そっちのけでFJと話してくれて、FJの旅の話を聞いてくれたり、香港の情報やインドについても色々と教えてくれた。

他にも「水いる?」「ナンが冷めたら温めるから言うてな」と至れり尽くせり。

 

FJは毎日彼と話すのが楽しみにさえなっていた。

香港滞在最終日、ホステルで仲良くなったオーストラリア人と一緒にこのインドカレーを食べに行ったのだが、その友達がトイレに行きたいと言うと

 

ガルバン「近くのトイレは汚いから綺麗なトイレへ案内するよ」

 

と連れて行ってくれた。

しかし、道が複雑だった様で友達は迷ってしまった。ガルバンと店で心配していると

 

ガルバン「探してくるよ!きっと迷ったんだ!」

 

ガルバンが出て行ってから友達は無事に帰って来れた。

ガルバンとすれ違いになってしまったけど少しするとガルバンも戻って来た。

息を切らして雨の中、外まで探してくれていたらしい。ずぶ濡れの姿で。

ごめんとありがとうを伝えると

笑いながら

ガルバン「ハッハッハ!ノープロブレムだ!!良かった良かった!」

 

食事を終えてからもしばらく3人で会話を楽しんだ後、とうとう別れの時が来た。

すごく寂しかったし、辛かったけどお互いに力強いハグをして別れた。

ガルバン「いい旅になるといいね!楽しんで!!」

 

と言ってくれた。

 

ありがとう!マイフレンド!!!

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2 thoughts on “【香港】悪の巣窟と呼ばれる重慶大厦に泊まってみた!治安・トラブルは?

  1. マイフレンド!ええ響きですね!FJさんの文章を読んで心が洗われました!一期一会大切にします!

    1. 青藍さんコメント有難うございます!!
      最初は凄く胡散臭く感じていたんですが、いつの間にか完全に欲しがってる自分がいました。笑
      FJも一期一会大切にして旅したいと思います!
      旅していると仲良くなった人と別れる時、もう二度と会えないのでは・・と思う事がよく有ります。
      一瞬一瞬を大切にして過ごしたいですね(^^)

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