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Wise(ワイズ)は、銀行より圧倒的に安い手数料で海外送金ができるフィンテックサービスです。私は2019年のロンドン在住時代から使い続けており、現在もドイツから日本の銀行口座へ毎月送金するのに欠かせないサービスになっています。銀行送金では3,000円以上かかっていた手数料がWiseなら数百円程度(※送金額・通貨により変動)。一度使ったら銀行には戻れません。この記事では、6年以上Wiseを使い続けてきた私が、手数料・使いやすさ・デメリットまで実体験をもとに正直にレビューします。
✅ この記事でわかること
- Wiseの手数料が銀行と比べてどれだけ安いか(実データ付き)
- ロンドン・ドイツから6年使って感じたリアルな評価
- Wiseのメリット5つ・デメリット3つ
- アカウント開設から初回送金までの手順
Wise(ワイズ)とは?

Wiseは2011年にイギリスで創業した国際送金・マルチカレンシーサービスです。もともとは「TransferWise(トランスファーワイズ)」という名称でしたが、2021年に「Wise」へと改名しました。現在は世界170カ国以上に対応し、毎月数兆円規模の送金が行われている世界最大級の海外送金サービスに成長しています(※最新データは公式サイト参照)。
Wiseの最大の特徴は、ミッドマーケットレート(中値レート)を使った送金です。銀行は為替レートに2〜3%の手数料を上乗せして利益を得ていますが、Wiseは中値レートそのままで送金し、別途少額の手数料のみを請求するという仕組みになっています。この違いが、手数料の圧倒的な差につながっています。
日本では関東財務局に登録済みで、日本語のカスタマーサポートも完備しています。海外在住の日本人だけでなく、日本国内から海外へ送金したい方にも広く使われています。
私がWiseを使い始めたきっかけ

ロンドンで働き始めて数ヶ月、まとまったポンドができたので日本の口座に送金しようとしました。当時使っていたイギリスの銀行で国際送金を試みると、手数料だけで3,000円近くかかることが判明。しかも為替レートも悪い。「こんなに取られるのか」と衝撃を受けていたところに、現地の友人から「Wise使ってみなよ」と教えてもらいました。
その後、パリ→ドイツと移住先が変わっても、日本への送金はずっとWiseです。ユーロから日本円への送金も手数料は非常に安く、6年間使ってきて不満らしい不満はほとんどありません。N26やRevolutなどのフィンテックサービスも使っていますが、日本への送金に関してはWise一択です。
Wiseの5つのメリット

① 手数料が銀行の1/10以下
Wiseの一番の強みは、やはり手数料の安さです。Wiseが公開している公式データによると、10,000円をUSDに送金する場合の手数料比較は以下の通りです。
💰 10,000円送金時の手数料比較(Wise公式データ)
- Wise:手数料 約336円(受取額 60.68 USD)
- PayPal:手数料 約895円(受取額 57.29 USD)
- 楽天銀行:手数料 約1,813円(受取額 51.48 USD)
- 三菱UFJ銀行:手数料 約6,069円(受取額 24.94 USD)
※手数料・為替レートはWise公式サイトの比較データより。実際の金額は送金時のレートにより変動します。
メガバンクと比べると手数料の差は約18倍。私が体感した「銀行3,000円 → Wise400円」という差は、実際のデータとも一致しています。毎月送金する人ほど、この差は積み重なっていきます。
② ミッドマーケットレートで為替手数料ゼロ
「手数料が安い」という話をすると、「でも為替レートで損してるんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。実はそれが銀行の手口です。銀行は「送金手数料」を安く見せておいて、為替レートに2〜3%の利益を乗せています。
Wiseは違います。Googleで検索したときに表示される「中値レート(ミッドマーケットレート)」をそのまま使い、手数料は別途明示します。つまり隠れコストが一切ない。送金前に「いくら支払って、いくら届く」が正確にわかります。これは本当に大きな違いで、長期的に見ると為替差だけでもかなりの節約になります。
③ アプリが直感的で送金が5分で完了
Wiseを初めて使ったとき、「こんなに簡単でいいの?」と拍子抜けしました。スマホのアプリから送金先の銀行口座情報を入力して、金額を入力して、確認するだけ。慣れれば5分もかかりません。
24時間365日いつでも送金でき、深夜でも週末でも関係ありません。銀行のように「営業時間外は翌営業日扱い」なんてことはなく、送金手続き後は通常1営業日以内(多くの場合数時間以内)に着金します。海外在住で時差がある人ほど、この24時間対応は助かります。
④ マルチカレンシーアカウントで複数通貨を管理できる
Wiseはただの送金サービスではありません。アカウントを開設すると、40通貨以上を同じアプリ内で保持・管理できるマルチカレンシーアカウントが使えるようになります。
例えばユーロ・ポンド・円・ドルを同時に保持して、それぞれ別の口座に送金したり、海外旅行先の通貨をあらかじめ両替しておいたりもできます。ヨーロッパ内を旅行するときにも、現地通貨で支払えるWiseデビットカード(任意取得)があれば非常に便利です。
⑤ 日本語対応・安心のセキュリティ
Wiseは日本では関東財務局に資金移動業者として登録されており、法的な裏付けがある安心できるサービスです。カスタマーサポートも日本語対応しています。
セキュリティ面でも2段階認証に対応しており、不正アクセス対策がしっかりしています。世界で1,600万人以上のユーザーが使っている(※公式サイトで最新情報をご確認ください)サービスで、信頼性は十分です。海外在住の日本人で使っていない人を探すほうが難しいくらい、定番のサービスになっています。
Wiseのデメリット・注意点

6年使い続けてきて、正直なところデメリットはほとんど感じていませんが、初めて使う方が知っておくべき点をまとめます。
① 最初に本人確認が必要
Wiseはアカウント開設時にパスポートや身分証明書による本人確認(KYC)が必要です。スマホで書類を撮影して提出する形で、通常は数時間〜数日で完了します。急いで送金したいときに使おうとすると、本人確認待ちになることがあります。使う予定がある方は、余裕を持って事前に開設しておくのがおすすめです。
② 着金に時間がかかる場合がある
多くの場合は数時間以内〜翌営業日に着金しますが、送金先の銀行や通貨によっては2〜3営業日かかるケースもあります。急ぎの送金には向かない場合があるため、余裕を持って手続きするのが安心です。
⚠️ 着金時間の目安(参考)
EUR/GBP→JPY:多くの場合24時間以内
USD→JPY:1〜2営業日
※実際の着金時間は送金先銀行・金額・タイミングにより異なります。公式サイトの送金シミュレーターで確認できます。
③ デビットカードのATM無料引き出しには上限あり
WiseデビットカードはATMでの現金引き出しも可能ですが、月に一定回数・一定金額まで無料で、それを超えると手数料がかかります(無料上限はプラン・地域により異なるため、公式サイトで要確認)。現地での現金引き出しをメインで使いたい方はRevolutと組み合わせるなど工夫が必要です。
なお、日本への送金用途であれば、デビットカードは特に必要ありません。送金機能だけで十分です。
Wiseの始め方・送金の手順
Wiseの開設から初回送金まで、実際の流れを紹介します。難しい手順は一切なく、スマホだけで完結します。
STEP 1:アカウント開設
公式サイトまたはアプリからメールアドレスを登録します。Google・Appleアカウントでのソーシャルログインにも対応しています。
STEP 2:本人確認
パスポートまたは身分証明書をスマホで撮影して提出します。通常数時間以内に審査が完了します。余裕を持って先に済ませておきましょう。
STEP 3:送金する
アプリを開き「送金する」を選択。以下を入力するだけです。
- 送金元の通貨と金額
- 送金先の通貨(JPYなど)
- 受取人の情報(氏名・銀行口座番号・金融機関コードなど)
- 支払い方法(銀行振込・デビットカードなど)
入力後に「確認する」画面で手数料・受取金額・着金予定日が表示されます。問題なければ送金完了です。
⚠️ 日本の銀行口座に送金する場合の注意
日本の銀行口座への送金には、銀行名・支店コード・口座番号・口座名義(カタカナ)が必要です。初回は手元に通帳かキャッシュカードを用意しておくとスムーズです。一度登録してしまえば次回から入力不要です。
ドイツからの送金の場合、送金手数料はEURの金額に対して数%程度(※送金額・タイミングにより変動)です。送金前に公式サイトのシミュレーターで最新の手数料を必ず確認してください。
よくある質問
Wiseは安全ですか?
はい。Wiseは日本では関東財務局に資金移動業者として登録されており、法律の規制のもとで運営されています。世界でも英国金融行動監視機構(FCA)などの規制当局に登録済みです。2段階認証など不正アクセス対策も充実しており、多くのユーザーに利用されている実績があります(※最新情報は公式サイトをご確認ください)。
最低送金金額はありますか?
最低送金金額は通貨・支払い方法によって異なりますが、一般的に非常に少額から送金可能です。公式サイトのシミュレーターで確認できます。
日本の銀行への着金まで何日かかりますか?
ユーロ・ポンドから日本円への送金は多くの場合24時間以内ですが、土日・祝日・銀行の処理によっては2〜3営業日かかることもあります。急ぎの送金には余裕を持って手続きすることをおすすめします。
Revolut・N26との違いは何ですか?
RevolutとN26はヨーロッパを中心とした生活口座・決済カードがメインで、日本への海外送金はWiseのほうが手数料が安く使いやすい場合が多いです。私自身、日常の支払いはN26、旅行の両替はRevolut、日本への送金はWiseと使い分けています。詳しくはN26のレビュー記事やRevolutのレビュー記事もあわせてご覧ください。
海外在住者でなくても使えますか?
はい、日本国内在住の方でも使えます。日本から海外の銀行口座への送金、海外通販の支払いなど幅広い用途に対応しています。
まとめ:Wiseは海外在住者の必須サービス
- 💸 手数料は銀行の1/10以下——三菱UFJ銀行比で約18倍の差
- 📱 アプリで5分・拍子抜けするほど簡単な操作性
- 🌍 ミッドマーケットレート採用で隠れた為替手数料なし
- 🇯🇵 関東財務局登録済みの安心・安全なサービス
- ⚠️ 本人確認は事前に済ませておくのが鉄則
- ✅ ドイツ・ロンドン在住6年、私が毎月欠かさず使い続けているサービス
Wiseは「難しそう」と思う方も多いですが、実際に使ってみると拍子抜けするくらい簡単です。海外在住者にとっては月々の送金コストが大幅に下がる、使わない理由がないサービスだと思っています。口座開設は無料なので、まず登録だけしておくのをおすすめします。
FJ
ドイツ在住の日本人エンジニア。英語ゼロからフィリピン留学→ロンドンワーホリ→パリ→ドイツ就職と5年以上の海外生活を経験。世界60カ国以上を旅した一次情報ベースのブログ「FREE JOURNEY」を運営。
英語学習、世界一周、ヨーロッパ就職を綴った著書「世界一周の果て」発売中。