当記事はアフィリエイト広告を利用しています。
ジョージアは、ヨーロッパの雰囲気を安く味わえて、治安もよく、食事がおいしい国です。私はこれまで65カ国を訪れましたが、そのなかで「ここは住みやすそうだ」と感じた国のひとつがジョージアでした。2018年にトビリシ・バトゥミ・カズベギを3週間かけて回り、旅人が長居してしまう理由がよくわかりました。
ただし、この記事を書くにあたって最新情報を調べ直したところ、2026年のジョージアは私が滞在した当時とかなり事情が変わっています。外食費の上昇と、2026年1月から始まった旅行保険の義務化です。この記事では、私の実体験と、いま出発する人が知っておくべき最新情報の両方を、はっきり分けて解説します。
📑 目次
この記事でわかること
- 65カ国を回った私が、ジョージアを住みやすそうだと感じた理由
- トビリシ・バトゥミ・カズベギ、それぞれの街の性格
- 2026年時点のリアルな物価(調べ直した最新の数字)
- 2026年1月から義務化された旅行保険と、入国ルールの変更点
- 英語・カード・SIM・治安など、現地で困らないための実務情報
ジョージアが住みやすいと感じた理由
ジョージアの魅力を一言でまとめると、「ヨーロッパの雰囲気を、ヨーロッパの値段を払わずに味わえる」ことです。街並みや文化にはヨーロッパの空気があり、そこにアジアの要素も混ざっている。この独特のバランスが、ほかの国では味わえない居心地のよさを作っています。
- ヨーロッパの雰囲気を安く味わえる:西欧と比べて滞在コストが段違いに低い
- 治安がいい:夜でも安心して歩ける
- 食事がおいしい:ワイン発祥の地とされ、料理のレベルも高い
- 自然が豊か:山も海も近い
- 観光の見どころもある:滞在が長くても飽きない
ジョージアの人たちの穏やかで親日的な国民性については、ジョージア人の性格とは?穏やかで親日的な国民性を実体験で解説に詳しく書いています。
トビリシ・バトゥミ・カズベギの違い
私が回ったのはこの3か所です。それぞれまったく性格が違うので、目的に合わせて選ぶといいと思います。
| 都市 | 性格 | 向いている人 |
|---|---|---|
| トビリシ | 首都。住みやすい街 | 長期滞在の拠点にしたい人 |
| バトゥミ | 黒海沿いのリゾート | 海辺でゆっくり過ごしたい人 |
| カズベギ | 絶景が見られる観光スポット | 山と自然を目的に行く人 |
長期滞在を考えるなら、生活インフラが揃っていて住みやすいトビリシが基本の拠点になります。そこからバトゥミやカズベギに足を伸ばす形が、無理のない組み立て方です。
食事とワインが本当においしい
ジョージアに行くなら、食事は絶対に楽しんでほしいところです。私は滞在中に定番料理を一通り食べましたが、特に印象に残っているのはこの3つでした。
- ヒンカリ:肉汁たっぷりのジョージア式の包み料理
- シュクメルリ:鶏肉をにんにくクリームで煮込んだ料理。日本でも話題になりました
- ハチャプリ:チーズがたっぷり入ったパン。これが本当に危険なおいしさです
そしてワインです。ジョージアはワイン発祥の地とされていて、種類も豊富。私が飲みやすいと感じたのは白ワインでした。日本でジョージアワインを買うとそれなりの値段ですが、現地では気軽に頼めるので、食事のたびに合わせるのが楽しみになります。
物価|2018年の実感と2026年の現実
ここは正直に書きます。私が滞在した2018年当時は、食事も宿もかなり安いという感覚でした。ホステルも安く、これがジョージアに長居する旅人が多い理由でもありました。ただ、当時の細かい金額まで正確に覚えているわけではないので、以下では最新の数字を調べ直して載せます。
⚠️ 2018年当時の「激安」は、もう当てはまりません
記事を書くにあたって最新の物価を調べ直したところ、2022年以降ジョージアの物価は上昇を続けており、特に外食費が大きく上がっています。「ジョージアは激安」というかつてのイメージのままだと、予算が想定を超える可能性があります。
調べ直した2026年時点の目安が、こちらです(1GEL=約58円で換算)。
| 項目 | 目安(GEL) | 日本円の目安 |
|---|---|---|
| ホステル(ドミトリー)1泊 | 15〜20 GEL | 約870〜1,160円 |
| ゲストハウス個室・格安ホテル | 30 GEL前後 | 約1,740円 |
| アパート(1LDK・1ヶ月) | 800〜1,500 GEL | 約4.6〜8.7万円 |
| 安食堂のランチ | 22 GEL前後 | 約1,280円 |
| ヒンカリ10個 | 18〜20 GEL | 約1,050〜1,160円 |
| 地下鉄・路線バス | 1 GEL | 約58円 |
| 卵12個(スーパー) | 6.55 GEL | 約380円 |
| 1ヶ月の滞在費(目安) | – | 約10〜15万円 |
この数字を見てわかるのは、「外食は思ったより高いが、交通費とスーパーの食材は依然として安い」ということです。地下鉄が58円、卵12個で380円という水準なら、自炊とローカル利用を軸にすれば滞在費はかなり抑えられます。逆に毎食レストランで食べるなら、日本と大差ない出費になります。
それでも、西欧と比べれば圧倒的に安いのは変わりません。1ヶ月10〜15万円で暮らせる国は、ヨーロッパの空気を味わえる場所としてはかなり貴重です。物価を理由に長期滞在する人やノマドワーカーに人気が続いているのも、この水準があってこそです。
⚠️ 物価と為替は動きます
上の数字は記事執筆時点で公開されている情報をもとにした目安です。為替レートも物価も変動するので、渡航前に最新の相場を確認してください。
2026年からの入国ルール変更(保険義務化)
ここが、今からジョージアに行く人にとって一番重要なポイントです。2026年1月1日から、ジョージアに入国する観光客は健康・傷害保険への加入が必須になりました。在ジョージア米国大使館なども告知しており、政府規則にもとづく正式なルールです。
2026年の入国ルール(要点)
- 旅行保険が必須:補償額30,000GEL(約175万円相当)以上の健康・傷害保険
- 滞在全期間をカバー:入国日と出国日を含む必要がある
- 提示できる形で持つ:紙でも電子でもよいが、英語またはジョージア語の証券が求められる
- ビザなし滞在のルール自体は継続:ただし入国審査は厳格化しているとされる
- 働く場合は別途手続き:労働目的の滞在には許可が必要になっている
注意してほしいのが、クレジットカードの付帯保険でこの要件を満たせるかどうかは、カードによって異なるという点です。英語の保険証券を提示できる形で用意できるかがポイントになるので、付帯保険で行くつもりの人は、必ずカード発行元に「英文の保険証明書を出せるか」を確認してください。確認が取れないなら、旅行保険に別途加入したほうが安全です。国境で足止めされるリスクを、節約と引き換えにするのはおすすめしません。
クレカ付帯保険の仕組みそのものについては海外旅行保険はクレカで無料に!おすすめ4枚を実体験で徹底比較にまとめていますが、ジョージアについては上記の証券要件があるため、必ず公式情報とカード発行元の両方を確認してから出発してください。
⚠️ 入国制度は必ず公式で確認を
入国要件は変更されることがあります。渡航前に必ず在日ジョージア大使館や外務省の海外安全ホームページなど、公式の情報で最新のルールを確認してください。この記事の内容は執筆時点の情報です。
現地の実務|英語・カード・SIM・治安
英語は通じる
ジョージア語はまったく読めない文字ですが、英語は通じました。特に若い世代は普通に英語を話すので、宿でも店でも移動でも困りませんでした。英語圏ではないのに旅がしやすいのは、長期滞在先として選ばれる理由のひとつだと思います。
カードは使えるが、現金も必要
支払いは基本的にカードが使えます。ただし、現金が必要な場面も残っているので、カードだけで行くのは避けたほうがいいです。両替やATMでのレートを考えると、多通貨対応の決済手段を持っておくと無駄な手数料を払わずに済みます。私が旅で使っているRevolutは、この用途にかなり向いています。
海外での両替・現地払いの組み立て方は留学・ワーホリのお金準備ガイド|送金・両替・現地払いの正解で詳しく解説しています。
SIMは現地購入、今ならeSIMが楽
私は現地でSIMを購入しました。ただ、今から行くならeSIMのほうが圧倒的に楽です。到着した瞬間からネットが使えるので、空港でSIMカウンターを探す手間も、初日にネットが使えない不安もありません。
1つのeSIMで、200以上の国・地域へ 【Ubigi トラベルeSIM】![]()
実際の使い勝手はUbigiの評判・使い方|海外eSIMを7カ国で使った正直レビュー、日本の電話番号をどう維持するかは楽天モバイルとUbigiはどっち?にまとめています。宿のWi-Fiでネットバンキングを使うならVPN(NordVPN)も入れておくと安心です。
治安はいい
治安のよさは、はっきり実感できました。夜でも歩けるのはもちろん、子どもだけで夜道を歩いているのを見たくらいです。もちろん油断は禁物ですが、体感としてかなり安心して過ごせる国でした。
こんな人におすすめ
ジョージアが向いている人
- ヨーロッパに行きたいが予算を抑えたい人:西欧の物価に絶望した人にこそ
- 長期滞在したい人・ノマドワーカー:滞在コストの水準が現実的
- 治安を重視する人:夜も歩ける安心感がある
- 食とワインが好きな人:食事の満足度が高い
- 自然と観光を両方楽しみたい人:山も海も街もある
逆に、毎食レストランで食べたい人や、都会的な刺激を求める人にとっては、物価のメリットを感じにくいかもしれません。自炊やローカル利用を楽しめる人ほど、この国の良さを引き出せます。
よくある質問(FAQ)
Q. ジョージアの物価は安いですか?
A. 交通費やスーパーの食材は今も安く、地下鉄は約58円、卵12個で約380円です。ただし外食費は2022年以降大きく上がっており、安食堂のランチでも約1,280円ほど。自炊やローカル利用が中心なら、1ヶ月10〜15万円程度で滞在できる水準です。
Q. ジョージア入国に保険は必要ですか?
A. 2026年1月1日から、観光目的で入国する場合は補償額30,000GEL以上の健康・傷害保険が必須になりました。英語かジョージア語の保険の証明を提示できる形で用意する必要があります。渡航前に必ず公式情報を確認してください。
Q. クレジットカードの付帯保険で足りますか?
A. カードによって異なります。英文の保険証明書を提示できるかが鍵になるので、発行元に確認してください。確認できない場合は、旅行保険に別途加入したほうが安全です。
Q. 英語は通じますか?
A. 通じました。特に若い世代は普通に英語を話すので、宿や店、移動で困ることはほとんどありませんでした。
Q. 治安はどうですか?
A. かなりいいです。夜でも歩けますし、子どもだけで夜道を歩いている光景も見かけました。もちろん基本的な注意は必要です。
Q. どの都市に滞在すべきですか?
A. 拠点にするなら首都トビリシがおすすめです。海辺でゆっくりしたいならバトゥミ、絶景を見たいならカズベギに足を伸ばすといいと思います。
まとめ
ジョージアは、ヨーロッパの雰囲気を安く味わえて、治安もよく、食事とワインがおいしい国です。65カ国を回ったなかで、私が「住みやすそうだ」と感じた国のひとつでした。ただし2026年は、外食費の上昇と旅行保険の義務化という2つの変化があるので、そこだけは押さえて出発してください。
- 🍷 ヨーロッパの雰囲気を安く味わえて、食事とワインがおいしい
- 🛡️ 治安がいい。夜でも歩ける安心感がある
- 💰 外食は値上がり。自炊・ローカル利用なら月10〜15万円が目安
- 📋 2026年1月から旅行保険が必須。証券は英語で提示できる形に
- 🏔️ 拠点はトビリシ。バトゥミは海、カズベギは絶景
私がジョージアを訪れたのは、1年間の世界一周の途中でした。その旅の費用や準備の全体像は世界一周の費用と準備|1年200万円のリアルな実体験ガイドにまとめています。世界を回るなかでジョージアがどう際立っていたかも、あわせて読むと伝わると思います。
FJ
ドイツ在住の日本人エンジニア。英語ゼロからフィリピン留学→ロンドンワーホリ→パリ→ドイツ就職と5年以上の海外生活を経験。世界60カ国以上を旅した一次情報ベースのブログ「FREE JOURNEY」を運営。
英語学習、世界一周、ヨーロッパ就職を綴った著書「世界一周の果て」発売中。